ネギ
畑でネギを栽培した事例です。
ADSITEを投入して比較実験を行いました。
植え付け
ADSITEを投入している様子
ADSITE1区には
ADSITE【CA】0.5㎏/㎡、
ADSITE【MG】4.5㎏/㎡、
ADSITE【FE】0.5㎏/㎡、を土に投入しました。
ADSITE2区には
ADSITE【CA】0.5㎏/㎡、
ADSITE【MG】4.5㎏/㎡、
ADSITE【FE】2.5㎏/㎡ を土に投入しました。
肥料とADSITEを撒き、土に混ぜている様子
畑へネギの苗を植えている様子
栽培
4/27時点での栽培の様子
7/17時点での栽培の様子
収穫
ADSITE1 区、 2 区の根っこの太さは Ref. と比べて太い ものが多い様に見える。
比較結果
ADSITE1 区、 2 区のネギの重量は、 Ref. よりも重く なっている。
ADSITE1 区、 2 区のネギの太さも、 Ref. 区よりも太くなっている。
ADSITE1 区のネギの長さは、 Ref. 区と ADSITE2 区よりも 長くなっている。
但し、白根器部分は ADSITE2 区も長い様に見える。
・土壌の化学性分析結果
今回、栽培を行った畑の土壌分析を行い、 ADSITE を入れた土と入れていない土の土壌分析を行いました。
その結果、 ADSITE を入れることで土壌中のカリウ ムとマグネシウムを土壌にどどめておくことができ るということが分かりました。
さらに、 ADSITE 【 FE 】 を入れることで、雨などで流れやすい窒素成 分も土壌にどどめておくことができることが分かり ました。 ネギの栽培試験では、 ADSITE を入れることで土壌中 のカリウムやマグネシウム、窒素などの養分を ADSITE が保肥し、ネギの成長を助けることが分かり ました。
-
土壌中細菌叢の分析結果
ADSITE土壌1区とADSITE土壌2区の共通点は、Nitrosospira sp.(アンモニアを酸化して亜硝酸を生成する細菌)が増加し、Steptomyces sp.(根菜類に病気を引き起こす可能性のある放線菌)が減少した。
それに加え、ADSITE土壌2区は、Alcaligenes sp.(アンモニア酸化、亜硝酸生成の細菌)、Paenibacillus sp.(植物病原菌の抑制、リン酸の可溶化、窒素固定、鉄供給の細菌)が増加した。
ADSITE土壌2区は、土壌細菌叢の種類が豊富であり、バランスの取れた細菌が存在している。
ADSITE1区:【CA】0.5㎏/㎡、【MG】4.5㎏/㎡、【FE】0.5㎏/㎡ADSITE2区:【CA】0.5㎏/㎡、【MG】4.5㎏/㎡、【FE】2.5㎏/㎡ 、※FEが多め